2013年11月18日月曜日

ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』読書会 第十回

読書会のお知らせです。
*読書会にご参加いただくには事前に登録が必要です。

日時:11月20日(水曜日) 18時30分-21時

場所: 赤坂アークヒルズ アーク森ビル
範囲:第一部「哲学」 第三章「概念的人物」108-124?頁
担当: 大久保

前回でようやく難物だった「内在平面」を読み終えました。
今回から本格的に「概念的人物」の読解に移ります。

冒頭、デカルトの「白痴」を例にして、概念の創造に
概念的人物なる存在が必ず伴うと語られます。
必ずしも哲学者自身ではなく、また作中の人物ともかぎらない、
不思議な存在。
この概念的人物が、小説などに出てくる美学的な人物像や、
社会心理学的な類型といかに異なるか分析することによって
少しずつその特徴が明らかにされていきます。

この章はドゥルーズ&ガタリならではといってもよい分析に
満ちています。
哲学だけではなくさまざまな観点から
意見を出し合い議論しながら読み解ければと思っています。