2015年3月19日木曜日

ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』読書会 第二十四回

直前となり恐縮ですが、
読書会のお知らせです。

日時:3月20日(金曜日) 18時30分-21時
http://www.amazon.co.jp/dp/4309463754/ref=cm_sw_r_tw_dp_-uXgrb180PA3V
範囲:第二部第五章「ファンクティヴと概念」 205-?頁
担当:大久保

前回は第5章の冒頭を読み、ドゥルーズの考える
「科学」の定義を見ていきました。
前回の範囲では、哲学が内在平面によって
無限を保持するのに対し、
科学は無限に限界を課し、無限速度を減速させて、
準拠reference平面を成立させるというのが、
両者の大きな違いでした。

今回は、前回のカントールの無限論を簡単に復習したのち、
引き続きドゥルーズの考える哲学と科学の差異を
見ていきます。
今回は他に三つの差異が挙げられるようです。

以前の著作と対応させるならば、
出来事の次元にあったものが哲学の管轄、
出来事の実現したものの次元が科学の管轄、
といった振り分けになりそうですが、
詳しくは読み進める中で明らかにできればと思います。