2014年4月20日日曜日

ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』読書会 第十五回

読書会のお知らせです。
*読書会にご参加いただくには事前に登録が必要です。

日時:4月25日(金曜日) 18時30分-21時
場所: 学習院大学 
範囲:第一部第三章「概念的人物」 138-147頁
                  第四章「哲学地理」 148-?頁
担当:大久保

今回は、学習院大学の一室をお借りして行います。

遅々として進まない読解ですが、
今回こそ「概念的人物」の章を読み終わり、
「哲学地理」の章に移りたいと思います。
前回レジュメなしで読み進めた部分を
改めてレジュメとともに読みたいと思います。

前回の案内に付け加えるとすれば、
「哲学地理géophilosophie」の章では、
これまでのD&Gの著作でも問題となっていた
「領土化」や「大地」が、哲学の誕生と結びつけられます。
超越的な脱領土化の運動をそなえる帝国が宗教を切り離しえないのに対し、
水平的・内在的な脱領土化の運動が展開される古代ギリシアは
哲学の誕生の地となった。ではそれはどのようにしてか?
領土化の観点から思考をとらえることが本章の主題と言えそうです。