2015年9月15日火曜日

ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』読書会 第二十七回

直前になりますが、読書会のお知らせです。

日時:9月18日(金曜日) 18時30分-21時
場所: 都内某所
テクスト:ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『哲学とは何か』
(財津理訳、河出書房新社、2012年)
範囲:第二部第五章「ファンクティヴと概念」 224-226頁
      第六章「見通しと概念」227-?頁
担当:大久保

今回から本格的に第六章に入ります。

まず、第五章の末尾を読みながら
これまでの議論を振り返りたいと思います。

次に、第六章「見通しと概念」の冒頭では、
論理学の「概念」が指示=参照référenceを前提としたものであり、
D&Gの考える概念ではなく、
むしろ概念をファンクションに還元するものであることが
主張されます。
ただ、主張は明確でも、議論自体はかなり難しいので、
ゆっくりと読み進めたいと思います。
このような議論はドゥルーズでは『意味の論理学』以来のものです。
参考になりそうな論文があったので、紹介しておきます
(PDFです)。