2013年8月19日月曜日

ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』読書会 第七回

読書会のお知らせです。
*読書会にご参加いただくには事前に登録が必要です。

日時:8月21日(水曜日) 18時30分-21時
場所: 赤坂アークヒルズ アーク森ビル
テクスト:ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリ『哲学とは何か』
(財津理訳、河出書房新社、2012年)
範囲:
第一部「哲学」 第二章「内在平面」78-93頁
担当: 大久保

今回は、前回に引き続き、
第一章第二節「内在平面」の続きになります。

前回まで、内在平面がどのようなものか、
概念との違いをふまえて語られてきました。
改めて確認すれば、内在平面とは、
概念の創造がときに暗黙に前提としている、
(カント的な意味での)直観としてのイメージだと言えるでしょう。
そこを一種の「場」として、思考は無限の運動を繰り広げることができる。

今回は、このような内在平面が、
実際の哲学史に則して語られることになります。
ここでようやく、なぜ哲学は「内在」平面から始まるのか、
「超越」との対比で明らかにされます。

次に、内在平面につきまとう錯覚が問題とされたのち、
さらに、この会でも何度か問題とされた問い、すなわち、
内在平面は複数あるのか、それともひとつしかないのかという
問いが立てられることになります。
この問いにどのような答えが与えられるかは、
会でのお楽しみということで。

今回も内在平面の途中で終わることになると思います。

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